多肉植物好きの男性の中には、珍しいものを育てるマニアックな人も多くいます。その理由と育て方を聞きました。

サボテン栽培に自宅の一室を開放

吉永さん宅の一室に陣取るたくさんのサボテン

サボテンのコレクター歴10年という吉永正太郎さん(37)は、マンションの南向きの四畳半の一室を植物だけのために使っています。強化ガラスの専用の棚に、50~60鉢ほどのサボテンが並び、湿度や室内温度も管理されています、晴れた日は窓を開けサーキュレーターで風を送るそうです。 

室内の温度・湿度もしっかり管理されています

「一日おきに棚の1列ずつをベランダに移し、太陽の光に当てていますが、夏場の直射日光は避けます。水も土がカラカラに乾いた時に与えるだけで、過酷な環境で生きてきた本来の生育環境にしてあげるのが僕なりの愛です」

サボテンなどのコレクションにハマっている吉永正太郎さん

そんな吉永さんがサボテンのとりことなった理由は―。

「丸い形が好きで、花屋さんでたまたま目に留まったのが丸いサボテンでした。世話をしただけ応えてくれ、それがいとおしく思えて、いつのまにかすごい数になりました」

吉永さんは芦北町にある「宮嶋園芸」で、珍しいサボテンの種類や性質などを教えてもらっているそうです。

「作家ものの鉢や、気に入った器に穴を開けて、サボテンと組み合わせて仕立てるのが好きです。もちろん仕事に出かける時は『行ってきます』、帰ったら『ただいま』と声を掛けます。カミさんはあきれてますけど」という吉永さん。「洗濯は僕が担当します。だって、ベランダのサボテンの邪魔にならないように干さないといけないから」。吉永さんのサボテン愛はとどまるところを知りません。

宮嶋園芸

芦北郡芦北町佐敷82

TEL.080-1762-8762


男性ファンを魅了する珍奇植物

山中さんのお店には、多肉植物や珍しいグリーンがそろいます

熊本市北区麻生田におしゃれなグリーンを取り扱うお店「Green&Red racine(グリーン&レッド ラシーヌ)」があります。観葉植物や多肉植物、サボテンなど珍しい種類のものが販売されています。

ゾンビプランツと呼ばれる「プラティクラーダ」

「多肉植物を育てるのがブームです。私も珍奇植物が大好きで、ユーフォルビアのホワイトゴーストや、ゾンビプランツと呼ばれ一見枯れたように見える『プラティクラーダ』なんかに、しびれますね」と話すオーナーの山中悠(ゆう)さん(40)は、ブライダルやフラワーショーなどを手掛けるフラワーアーティストでもあります。

「男性ファンがすごく増えています。おじいちゃんやお父さんたちが楽しんでいた盆栽が多肉植物にとって代わられたような感じでしょうか。コレクターの中には珍奇植物の繁殖が趣味だという人も多く、鉢は渋いデザインが好まれています」

フラワーアーティストで多彩な活動をしている山中悠さん

多肉系の植物は、日当たりと水を与えるタイミングが大切。「砂漠地帯に降るスコールをイメージして、乾燥しきった状態の時に水を与えるといいでしょう」と山中さんがコツを教えてくれました。

Green&Red racine

熊本市北区麻生田4-2-40

TEL.096-348-1717

営/10時~19時

休/水曜

P/有り

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各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。