北口さん手作りの寄せ植え。中には、挿し芽から育てたものも

「300円の多肉植物を3つ購入して育て始めたのがきっかけです」と話すのは、熊本市中央区出水に住む北口恵さん(45)です。自宅のウッドデッキの一角には、北口さんが育てている多肉植物が所狭しと並べられています。

北口さんは、この3種類の多肉植物から栽培を始めました

自宅のウッドデッキで丹精を込めて育てている多肉植物

寄せ植えはまるでフラワーアレンジのよう。「プクプク感がたまらないでしょ。この子たちは、秋から冬にかけて赤く紅葉するんですよ。春になると緑色になったりで、一年を通じて楽しませてくれます」と、わが子の成長を楽しんでいるかのようです。

多肉植物には、それぞれの成長する時季によって「春秋型」「夏型」「冬型」の3種があります。「春秋型は日当たりが良く、雨の当たらない場所で育てます。夏型は冬眠するので冬場の水やりを控えます。冬型は一年を通して遮光した場所で育てます」と言う北口さんは、栽培を始めてわずか1年だそうです。

プクッとふくらんだ葉肉がかわいい「ウンブラティコラ」

挿し芽で育てている「火祭り」(赤)と「姫秋麗」

「多肉植物はまず性格を分かってあげれば、手が掛かりません。挿し芽も簡単で、見る見るうちに増えていくから、楽しくてしょうがありません」と、“多肉女子”はうれしそうに話します。

とても朗らかで、おしゃべりが楽しい北口恵さん

多肉植物栽培には、挿し芽などをしながら増やす楽しみも


「のらたにく」とは??

「一緒に『のらたにく』を見に行きませんか」と北口さんが言いました。ん? それは何ですか!?

案内されたのは北口さんの自宅近くの側溝。ガードレールの隙間からのぞいてびっくり。多肉植物が大きく野生化して育っていました。その名も「不死鳥」という品種だそうです。種子が風に乗って着床したり、ポロリと落ちた葉が根づいたりして自生したものを北口さんたち愛好家は「野良多肉」と呼んでいるそうです。

中央のヒトデのような植物が「不死鳥」

不死鳥が野生化して大きくなった「野良多肉」。しっかり赤い花をつけていました

「いろんな場所で見られるから『野良多肉散歩』と名付けて楽しんでいます」

道ばたに咲く野の花に紛れていたり、植木鉢の近くに顔を出したりする野良多肉を、じっくりと探してみませんか。

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