01 French style

南仏のやわらかい雰囲気を醸し出すディフェランスの店内。

フランスアンティークリネンの優しい肌触り。長く愛されてきたティーセットやお皿。穏やかな明かりをともすクリスタルのランプやシャンデリア。そして、丁寧に使い込まれた家具。

足元から天井まで、南仏のエッセンスに満たされた山鹿市の「ディフェランス」。フランス、特に地方を旅したことのある人であれば、この店の中に漂う現地そのものの香りを感じ取ることができるでしょう。

カフェカーテンの使い方も参考になります。

食器棚の中の飾り方もおしゃれです。

窓辺のコーナーに置いた小さなテーブルに、色を統一した小物が並んでいます。

アンティークのガラスの花器だけを並べてもさまになります

エクサンプロバンス出身のダビッド・モラトさん(45)と、山鹿市出身でスペイン、メキシコ、パリで長く暮らしたカーコさん(42)夫妻が営むこの店では、窓辺のカフェカーテンや食器棚の飾り方、ベッドメーキングなど、ディスプレーのいたるところに、南仏の香りが染みこんでいます。

「1890~1930年代のものなどは、当時の職人の手仕事の美しさに心がひかれます」とカーコさんは話します。現在は生活の拠点を山鹿に置き、南仏へは年に4~5回行き来しているそうです。そんな夫妻がフランスで出合ったアンティークの雑貨や家具はコンテナ便で運ばれてきます。そのどれもが魅力的に映るのは、二人の洗練された感性の芯が通っているからではないでしょうか。庭の木々もおしゃれに思えて、こんな空間に身を置いて生活したらどうなるだろう、と想像してみたくなるのです。

クルミの木材で作られた1900年初頭のドレッサー。鏡も当時のものがはめられています。13万9000円

ベビーベッド(マットレス付き)にアンティークリネンのクッションを置いてソファに。ベッド7万8000円、クッション9800円~

アンティークレースを施した愛らしい服。さりげなく着こなしたいものです。2万2000円

クリスタルのスタンドは雰囲気のある明かりを放ちます。3万9000円

1910~20年代に作られたクリスタルのシャンデリア。真ちゅうの細やかなデザインがすてき。10万9000円

1950年代に作られたビンテージのバカラのグラスは、未使用のものです。6000円~

全てこの通りにしつらえるのは難しいけれど、例えばリビングにアンティークのベビーベッドを置き、クッションを並べてソファとして使ってみたり、プライベートな空間にドレッサーやランプを飾ったりするなど、南仏のエッセンスを暮らしの片隅に取り入れてみてはいかがでしょう。

こうしたアンティークの雑貨や家具は、日本の住まいにも自然に溶け込みます。慈しんで使われてきたそれらの品々から、フランス人の心地よく暮らすというエスプリが伝わってくるようです。

1940年代に作られたベルナルドの未使用のディナー皿。ベルナルドはフランスの高級ホテルや晩餐会などで使われる公式ウエア。5000円。

薄くグレーがかったミルク色の花柄のプレートは2900円。

温かい手触りのジアン焼は1900年代初頭のもの。3600円

1930年代に作られたリモージュ焼のカップ&ソーサー。薄くて持ちやすく、愛らしいサイズ。各2960円


カーコさんとダビッドさん
バルセロナの大学生時代に知り合ったという二人。結婚してパリに暮らし、現在、日本とフランスを行き来しています

Difference(ディフェランス)

山鹿市山鹿497-1 ディフェランス1F

TEL.0968-36-9303

営/10時~17時(月・木・金・土)

P/7台

http://www.difference-web.com/

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各情報は掲載時のものです。料金や内容が変わっている場合もあります。